モノクロ名刺デザインが与える印象を考える
モノクロから連想されやすいイメージは、一般的には「抑制、知性、リセット、守り」など、黒のイメージは、実際よりものを重く感じさせる。強さや圧力、権力など力を感じさせる。高級感を与える。自己主張を強くする。暗い気持ちになる。老化を促進させる。と言われています。
つまり、この記事で使ってる写真は、弱い自分を守るために威圧感を与えているともいえます。
今までに、何百とデザインを作ってきましたが、モノクロは本当に難しいですね。
業種にもよるので、モノクロデザインの良し悪しは一概にはいえませんが、一般的に言われてる「暗い」という印象をカバーするのが「デザイン力」だと思っています。
自分の名刺はモノクロに近く、唯一ロゴだけ赤にしています。評判が良いか悪いかと言うと、悪くはないと思います。このカッコつけた感じがウケるそうです。笑
ちなみに、この記事の写真でモノクロ名刺を作るとこのようになります。比較対象にはならないかもしれませんが、同じモノクロベースでも明らかに与える印象が異なると思います。
上の写真と下の写真は何が違うのか?大きく3つ異なることがあります。
上の写真は50%以上を白にしてデザインしました。白は実際よりものを軽く感じさせたり清楚な印象を与えるからです。それと、人物、アクセントカラーの赤が使われています。
下の写真には、人物、白の比率が50%以下、アクセントカラーがありません。モノクロというよりも、ブラック!という印象ですね。そうなると、色の印象でいうと威圧感や暗さが出てしまいますね。
色はそれぞれ与える印象が異なります。しかし、それはあくまでも色の話であり、色はデザインの一部。最終的にはデザインによって与える印象決まるということです。
どうしてもモノクロのデザイン名刺が欲しい。でも、暗くはしたくない。威圧感も与えたくない。など、わがままな方がいましたら、ぜひご相談ください。笑
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